7/20/2019

まちんなか留学@大空町2019

            

毎年、町の教育委員会からお声掛けいただき「まちんなか留学」という英語のイベントにお邪魔しています。オホーツク管内を中心とするALTの方や留学生の方々と、主に町内の子どもたちの交流を目的とした集まりです。春夏は小学生低学年対象、そして秋には高学年から中学生対象で行なっています。過去にはB.B.カードを使ったゲームコーナーを担当させてもらったこともありました。

ここ数年は、低学年向けの回で、保護者の方がALTや留学生の皆さんと英会話を楽しんでいる間、子どもたち向けに英語の絵本を読み聞かせるのが私の役目。

今回は、スケジュールの関係で、保護者の方やALTの皆さんまで一同に会するという場になってしまい(^^;)内心、ドキドキ。

使ったのは写真の2冊です。

本番では、意外に落ち着いて私自身も絵本をたっぷり楽しめました♪

"Round Trip"は、オトナの聴衆がいらっしゃると聞いていたのでチョイスしたのですが、今回のイベントに参加してくれたAちゃんは、直後の教室レッスンで「あの本読んでー」のリクエスト。ほかのクラスメンバーにも紹介したかったようです(^^)。

イベントでは、子どもたちは、のびのびと異国の人々と遊んでいました。言葉を学ぶ以前に、「ただ、一緒に時間を過ごす」っていうのも大事ですね。それが学びの「土台」になるのでしょう。

英語とは直接関係ないのですが、保護者の方が「英会話タイム」を過ごしている間、「自由時間」だった子どもたちの動きが面白かったです。

ゲームタイムで使った縄跳びで遊んでいましたが、、、何人もがほとんど初対面の私に寄ってきて、、、「見ててね!」と念をおして、縄跳びを披露。

えー、そんなに「見てて」ほしいの?
見知らぬ大人にも?

。。。。。。

もしかしたら、オトナが子どもにしてあげられることって「見てること」が7〜8割なのかもな。(それから、「失敗したらすぐに謝ること」←参考資料:7/20の午後のネット記者会見)

が、今回の学び(^^)

次回は、10月。今度は高学年から中学生向けだそうです。


7/11/2019

「どうして?」



最近のレッスンで秀逸だった生徒さんからの「どうして?」の話題を一つ。


「読むこと」「書くこと」に興味が出てきたメンバーが多い小4クラス。Time For Spellingで目にしたin on for byなどを絵カードの下に発見して大騒ぎになったりするし、B.B.センテンスもなめらかに口に出てくるので、文字カードを取り出してフォニックスの色ぬりをはじめました。

2、3枚終わったところでAちゃんが、、、

「どうして、初めからこれしなかったの?」

と、やや不満そう。「初めから」は、入会当初から、、、の意味だそうです。

とっても興味深い質問!彼女はTime For Spellingを始めた時に「やっと本格的になった!」とコメントもしていました。多分「英語を習う=読んだり書いたりを習う」という気持ちでいるのでしょう。さらにいえば、「読んだり書いたり」がきっと得意なタイプですね。しかも、自分の疑問を的確に問いにできるなんて、スゴイ!

「ワタシは、こんなにスラスラ読めるんだから、さっさと読む練習始めればよかったのに!」という思いでしょう。

ただ、おそらく気づいていないのは、、、サクサク文字カードが読めちゃっている(ような気分)になっているのは、、、入会時からひたすらB.B.カードの絵カードで遊んでいたから。センテンスの「音」が丸ごとたっぷり入っているからだ、、ということ(^^;;)。

これ、結構重要ポイント。小学校に入学すると渡される「国語」や他の教科の「教科書」が読めるのは、もちろん、ひらがな、カタカナ、漢字を習いながらですが、それまでたくさん日本語の音を耳にしているからですよね。そこにもだいたいの子どもたちは無自覚、無意識に「サクサク読める!」って感じているはず。

その状況と似ているんだけどなー(^^;)というようなことを平たく説明しましたが、小4のみなさん、「ふんふん」とうなずいていたものの、質問主を含めて「さっさと次のゲームしよう」というお顔でした(^^)。




7/08/2019

勉強嫌いの子どもがときめく魔法の英語学習法B.B.メソッド(新刊書)






わ、タイトル長いっ(^^;)!

昨年春には電子書籍で、B.B.カードを使った英語学習の効果などについて簡単にまとめてある一冊が発刊されました。そして、先月の27日に、紙媒体でB.B.カードやそれを使った英語学習法について初心者の方に向けて綴られた一冊が上梓されました。

本書では、B.B.カードについてばかりでなく、ご家庭で使う場合の方法や、幼児からシニアクラスまで様々な人が楽しみながら英語のレッスンを行っている様子が、とても読みやすいやさしい文章で描かれています。

「全国の書店でも買えますよー」とのことで、たまたま発売日に北見にいたので、コーチャンフォーをのぞいてみたら、、、あったあった!「子供の学習コーナー」に平積みでした(^^)v

80歳を超えてもまだまだお元気なB.B.カード創始者の難波先生からの「子育てメッセージ」もつまっていて、最近の「子ども向け英語」は、IT機器を使うとか、なんとかかんとかちょっと肩ひじ張った鼻息の荒い方向も多い中、アナログなやりとりを大事に、「地に足がついた」感じがじわじわと、読んでいて、ボリボリ、おせんべ食べてる感じ(なんのこっちゃ)。ほっとさせられました。


著者ご本人がブログで「魔法」という言葉をタイトルにつけることにためらいがあったとお書きですが、「魔女軍団」の一員として、「よき魔法」を子どもたちにかけられるようこれからも精進いたします。

というか、ほんとに子どもたちの反応を見ているとこのカードには「魔法」がかかっているとしか思えない瞬間続出なのです。その様子はこちらでもご紹介しました。

ということで、コーチャンフォー北見店で入手した一冊。
貸し出し用に教室にございます♪

書籍名:勉強嫌いの子どもがときめく魔法の英語学習法 B.B.メソッド
著者:難波悦子
出版販売:幻冬舎
価格:¥1400(+税)

(出版に際して、内容などアライは、今回もちょこっとお手伝いいたしました)