1/27/2014

2014年1月 北見多読カフェ


今年になって一番の積雪。午前中いっぱい雪かきでした。オホーツク地方は、気温が低いけど、昨年ほどの積雪にはなっていません。。。まだ。

さて、先週の木曜日は、今年はじめての北見での多読カフェ。今回は、5名の参加でした。Aさんは、"The Holes"(Louis Sachar)を今回、読了したとのこと!

「なんとなーくね。なんとなーく、とりあえず、最後まで読んじゃいました。」ってサラッと仰っていたけど、それって、意外に大事。

私も最初のペーパーバックは、そんな感じで、「とりあえず、最後まで字面を追った」読み方だった記憶があります。多分、、、なんとなーくの「流れ」のまま、わかってるんだか、わかってないんだか、あんまり自分でチェックしないまま、英語の波に身を任せる(?)というプロセスって、必要なのではないかなあ?

皆さんのBOOK TALKで紹介された本は、次のもの。

A Christmas Carol (OBW 2)

A Christmas Carol: 1000 Headwords (Oxford Bookworms ELT)
Charles Dickens Clare West

Oxford University Press  2007-11-08
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はい、GR(学習者用グレイディッド・リーダー)です。この多読カフェでは、最近はGR熱は冷めてきましたが(以前は、グロッサリーのありえない英語の説明や、キモかわ系の挿絵への突っ込みで盛り上がった時期あり。今回の紹介者のAさんは、「この本、タイトルは知っていましたが、こういうお話だって初めて知りました。」)こんな風に、名作を気軽に読むにはGRは便利ですね。。。。

というか、このカフェの参加者の皆さんは、ほとんど「読みやすい英語」より「読んでいて楽しい本」に気持がシフトしている様子。「英語本」というより「読書」をしている感覚がよりいっそう強くなっています。

それを裏付けるのがBさんのおススメ本。Cobble Street Cousins シリーズ。今回がシリーズ最終回。「自分が子供のころにやっていたようなことをしている少女たち」の物語だったそうです。「ほんとに、かわいい!」を連発なさっていました。そして、Bさんは、今回のAさんの紹介本を「読んでみます~」と、お借りになっていきました(^^)。
Summer Party (Cobble Street Cousins)
Cynthia Rylant Wendy Anderson Halperin

Aladdin  2002-06-01
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続いては、読み聞かせでの紹介。There's a nightmare in my closet.挿絵と内容がMaurice Sendackを思わせますが、途中での主人公の表情の変化がたまりません。(以前にもこのブログでも紹介しましたが、この主人公が「軍師かんべー」くん、そっくり!
There's a Nightmare in My Closet (There's a.)
Mercer Mayer

Puffin  1992-05-01
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最後も読み聞かせにて。An Egg is an egg.淡々と進むストーリーですが、母子の関係が、さりげなーく描かれていて、その温度が熱くもなく低くもなく、絶妙です。”Baby”という言葉の解釈について、みんなで考えました。
Egg Is an Egg (Paperstar)
Nicki Weiss

Puffin  1996-07-16
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今回の本の紹介は、ここまで。多読カフェのあとは、「多読的会話クラス」。今回もBBカードでアイスブレイク。ちょっと都合で時間を短縮したので、そのあと、英語でのBook Talkに挑戦しました。紹介された本は、以下のふたつでしたが、Book Talkのためにもう少しできることがあるなあと、私の方に課題が残ったセッションでした。


「沈黙の春」のレイチェル・カーソンの伝記。彼女の繊細な文章の源がどこにあるのかが、この本を読むとわかります。

The Case of the Christmas Snowman (Jigsaw Jones Mystery)
James Preller R. W. Alley

Scholastic Paperbacks  1998-11
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少年探偵物。本筋より、学校の先生による「15分リーディング」の方法に、小学生のお子さんをお持ちのCさん反応!「いいアイディアですね~」とのことでした(^^)。このシリーズは、アメリカの小学校での「お勉強」の姿が描かれていて、その意味で面白いですね~。

次回は2月20日(木)です(^^)。

1/17/2014

生徒さんの一言。

写真は、「多読くらぶ」の方へお届けする本の一例。レターパックで送っています。

さてさて、昨日、嬉しいことがありました!

小学生のころからレッスンに通ってきている中学生の一言。

ここの英語のレッスンは、、

『英語が身についている感じがする~!』


もうすぐ、年に一度、新聞折り込みで配っている教室案内チラシを配布する予定なのですが、これ、そのまま、チラシに載せちゃうよ!


「うまく言えないけど、たくさん英語を読むし、言うし、なんだかそんな感じがする」そうです。

私からみても、英語力の土台がついている彼女。

本人の実感のこもった言葉は、とっても、励みになりました♪


1/16/2014

寒さに負けない。

雪は少ないですが、寒さが厳しい毎日。

大寒も近いですね。

道内の小中学校はまだ冬休み中ですが、リトルハウス英数クラブでは通常レッスンが再開。

きのうの小学生低学年クラスでは、児童館からふたりが歩いてやってきました。こどもの足だと、20分から30分くらい?寒かったねー。

ほっぺたを真っ赤にしながら玄関をはいったふたりは、目がきらきら。

口々に言うことは、、、

「知ってる英語を言いっこしながら歩いてきた!75個あった!」

BBカードのセンテンスも含まれていた様子。

レッスンがはじまってから、そのほかにも、いろいろ思い出したようでした(^^)。


1/13/2014

馬に関する英語のことわざ


今年は午(馬)年。年賀状にも馬の絵が描かれているものがずいぶんありましたね。さて、馬ときいて私がいつも思い出す英語のことわざがあります。
You can lead a horse to water but you can't make him drink."

意味は、「馬を水辺に連れて行くことはできるが、水を(むりやり)飲ませることはできない」というもの。つまり、「人にチャンスを与えることはできるが、それを生かすのは本人次第、あるいは強制することはできない。」これは、なかなか耳が痛いことわざです。

可能性がいっぱいある子供たちを見ていると、ついつい「こっちの水はあまーいよ(?)」と、よさそうな「水辺」に案内したくなりますね。英語もそのひとつでしょう。ただ、そこにある「水」を今、その子たちが飲みたいと思っているのでしょうか?飲みたくないけど、親や先生が飲めというから、ムリヤリ飲もうとしているのか?飲んでみたら結構、美味しかったんで、そのままゴクゴク飲んでいるのか?あるいは、飲みたくないのに、いやいや飲んでるだけなのか?日々、子供たちの表情を見ながら、どんな「水」が今、必要なのかを考えつつレッスンを続けています。

せめて、「うっかり飲んでみたら、美味しかった~!」を目指して、今年もがんばりますね。

どうぞよろしくお願いします。