今年は午(馬)年。年賀状にも馬の絵が描かれているものがずいぶんありましたね。さて、馬ときいて私がいつも思い出す英語のことわざがあります。
“You
can lead a horse to water but you can't make him drink."
意味は、「馬を水辺に連れて行くことはできるが、水を(むりやり)飲ませることはできない」というもの。つまり、「人にチャンスを与えることはできるが、それを生かすのは本人次第、あるいは強制することはできない。」これは、なかなか耳が痛いことわざです。
可能性がいっぱいある子供たちを見ていると、ついつい「こっちの水はあまーいよ(?)」と、よさそうな「水辺」に案内したくなりますね。英語もそのひとつでしょう。ただ、そこにある「水」を今、その子たちが飲みたいと思っているのでしょうか?飲みたくないけど、親や先生が飲めというから、ムリヤリ飲もうとしているのか?飲んでみたら結構、美味しかったんで、そのままゴクゴク飲んでいるのか?あるいは、飲みたくないのに、いやいや飲んでるだけなのか?日々、子供たちの表情を見ながら、どんな「水」が今、必要なのかを考えつつレッスンを続けています。
せめて、「うっかり飲んでみたら、美味しかった~!」を目指して、今年もがんばりますね。
どうぞよろしくお願いします。