11/12/2016

11月のB.B.絵本くらぶ

今朝も白いものがちらちらした様子。

今年は冬の到来がほんとうに早いですね。

毎月第2土曜日の午前中に開催している「B.B.絵本くらぶ」ですが、今日も2組の親子の方が美幌と女満別から参加してくださいました。保護者の方2名に年長くん2名。そして年少くん1名。

さっそくB.B.カードのダイヤマークを9枚使ってのビンゴ。

9枚選ぶところからスタートして、ビンゴを一回。そしてそのあと裏になったカードから言われたカードを「あてっこ」のゲーム。英語混じりの指示も「なんとなくわかる」感じで楽しく遊べました。

センテンスのリピートも、楽しんでいました。

就学前のお子さんには、こんな感じでまずは「カードに馴れ親しむ」ことがよさそうですね。

絵本は、数冊並べた中から「これがいい」と男子くんたちが選んだこちら。


くしゃみや鳴き声など、英語と日本語の違いに大笑いしていました。

クラフトは、、、


来月のクリスマスにも使えるかな?のオーナメント作り。

いろいろな形のものができました。


「もっとやりたい!」の声が出たところで「はい、終了(^^)!」

初参加の男子くんも、ゲームと絵本、クラフトを満喫してくれた様子です。

来月はお休みしますが、来年1月にまた再会しましょう~。





11/03/2016

ハロウィンB.B. One Day

今年の秋から冬への移りは駆け足ですね。
教室に通う生徒さんたちも「完全冬仕様」ですでにモコモコしてます。

そんな10月最後の日曜日、ハロウィンB.B. One Dayを開きました。
今回の参加者は、小1~小6の18名と保護者の方3名。

年齢層に幅があったこともあり、今回はバトル系のゲームは封印して、チームごとで楽しむ形をメインにしました。

まずは”Who am I? スケルトンバージョン”

見本はこちら。

これを見せて ”Who am I?”ってたずねたら、、、 「スケルトン!」のおこたえ続出(笑)

「あー、そうですね~。でも、よーく見てね、、、BBキャラですよ~!」のヒントで、あちこちからささやき声がザワザワと。。。

どうやら、皆さん、わかったようですね~。のタイミングで、各チームに1枚ずつこちらを渡し、チームごとに何のスケルトンか考えてもらいました。

この後、チームごとにビンゴ、頭脳ビンゴ、最後はスペードのマークを4セットくっつけて8×8で巨大ビンゴ。

続いては、ハロウィンフリスビー。 Big BBを床に並べて、紙皿フリスビーを投げてあたるかどうかを競いました。

ランチタイムは、地元の美味しいパン屋さんに注文したメロンパンを使いチョコペンで、ジャコランタン風にお絵かき。「このまま食べたい」の子はそのままでしたが(^^)

みんなでランチを食べてから、この絵本を読み、最後は各自持参してもらったtrick or treat袋のお菓子をくじで交換してプログラム終了。

くじびきの方法については、当日、参加者のみんなと相談。その結果、

「自分のがあたったら、もう一度ひく」
「年齢の小さい子からひく」

と決定。

すっかり日本でも風物詩と化したハロウィン。地元の商店街でもtrick or treatなどのイベントが開かれたこともあり、教室ハロウィンは、シンプルな形でまとめてみました♪


進行に夢中で、写真が少なくなったのが残念(^^).


10/20/2016

This is NOT a pumpkin

秋の大嵐。
紅葉したはっぱがはらはらと舞っていますね。

「ハロウイン」の言葉が日本中にあふれかえる10月です。(いつの間に、こうなったんだろう??)

リトルハウス英数クラブでは、教室開設以来、この季節はかぼちゃのカービングをしたり、パーティレッスンを開いてまいりました。日没が早まり、気温も急激に低下して、体調も気分も整いにくいこの時期、少しでも気分が「あがる」といいな~の思いをこめてです。

今年も各クラスで、ハロウィン絵本を読み始めました。

昨日の3つのクラスでも様々な本を年齢に応じて楽しめました。

小2生6名のクラスでは、最近は、本棚に並んでいる絵本を、「コレ読んでー」「こっち読んでー!」と引っ張りだしての合唱で、交通整理が大変、、という嬉しい悲鳴。そんな中、「しゃっくりの本!」というリクエストにお応えして、こちらを一緒に。hic hic hicの部分は、みんなで大合唱でした。



小5生が4名のクラスでは、以前にも読んだことのあるこの本。



クラスの皆さん、主人公のオスカーくんへの同情心が半端ない!「このおかあさん、無神経すぎる!」とオスカー母に対しても厳しいコメントが出ました。一年前、二年前には「言語化」できなかった自分たちの「気持ち」をだんだんと表現できるようになってるんだなあと、英語とは別の部分でちょっと嬉しかったです。

さてさて、中学生クラスでも読みましたよー。

中1クラスは、レッスンの1/3は、各自で問題集など学校の補習に取り組みます。早く終わってしまう要領のいい子たちは、BBカード準拠のPlay Bookでクロスワードやワードサーチ。夢中で取り組んでいます。「わかりそう、できそう」のちょうどいい塩梅のようです。

その後、BBカードやグラマーカードで「英語の筋肉増強」に取り組んでいますが、最近、絵本も必ず「読み聞かせ」で紹介しています。

今回は、まずこちら。ネイティブの「0歳児~2歳児」向けのボードブックです。これ、普通に読んでしまうと、「赤ちゃん本」なので、中学生には物足りないのですが、ちょっと視点を変えると、大笑いでつっこみながら楽しめます。



そして、こちらのボードブックも読みました。



下読みの時に表紙を見て、「ん?なんだっけ?」とすぐには思いつかなかった「どっかで見た感」、子ども達に見せた途端に思い出しました!

ルネ・マグリットの「これはパイプではない」です。

(ちなみに、この絵本のオチはもっとカンタン)

さてさて、中学生は、どう反応するだろう?と、ドキドキワクワクしながら、読み進めました。本に登場するのは、どう見たって「パンプキン」なんですよね。

そんな中、ひとりの男子が、マグリット的おこたえを!

「これ、絵じゃん。かぼちゃじゃないじゃん。」

わかるかな~?わかんないかな~?絵本から広がる、哲学的な探求??

どのクラスでも「物語の先の展開」を「読むのが上手な子」がいます。また、絵の細かい部分をていねいに読み取り、そこから新たな物語を展開させる力が強い子もいます。

そして、そうした「骨太な力」のある子が学校の成績がいいかというと必ずしもそうでもありません。

問題集だけ、テキストだけで英語を「勉強」していたら見えてこないかもしれない各々の潜在力が絵本を「一緒に楽しむ」ことで見つけることができるなんて、素敵だなあと改めて感じます。











10/12/2016

「育てる」と「育つ」の違い




涼しいを通りこして朝晩めっきり寒くなりました。

まずは、先月の「教室通信」で書いたひとりごとの転載から。

  
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このごろ、「英語教育」をめぐってはいろいろとにぎやかな話題が多いです。2020年に大学入試から現行のセンター入試を廃止して、民間のテスト(英検など)を活用し、従来の「読み書き」中心のテストからスピーキングやリスニングも同等に扱う方向にシフトすることがほぼ決まっています。あるいは小学校で行われている「英語活動」を小3からスタートし、小5からは「正式教科」として採用する予定だそうです。

リトルハウス英数クラブでは、もともと将来「英語に強くなるため」の「土台作り」をレッスンの主軸にです。将来、子ども達が「英語を身につけよう!」と自主的に思ったとき、よりどころになる「英語の土台」が何よりも大事だと思うからです。

そんな折、一冊の本に出会いました。「田舎のパン屋が見つけた『腐る経済』」(渡邊格 著 講談社 2013年)

岡山駅から電車で2時間以上かかる小さい町の古民家で天然菌を使ったパンを製造、販売している店主の方の「商売」や「世の中」「農業」についての思いがつまったとても面白い読み物でした。その中の「自然栽培(農法)」のお話が、リトルハウスの目指す「英語の土台作り」と似ているなあと思ったので、ご紹介しますね。

野山で植物を支える土壌は、水持ちがよく、柔らかくて温かい。そういう土をつくれば、
物は自分の力で“育つ”ようになるんだ。この“育つ”というとろがポイントだな。肥料
を与えて“育てる”んじゃなくて、“育つ”ための土をつくる。場をつくということ。それが『
自然栽培』の最大のポイントなんだ。(p126


「英語」に限らず「子育て」「教育」に通じる言葉だと思いませんか?子ども達がのびのびと「育つ」ような「場」を皆さんと作っていければと考えています。今後ともよろしくお願いいたします。

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「自然栽培」については、以前から耳にしたことがあり、小清水町で「自然栽培」を実践中の農家の方からブラジルでの超超大規模な「自然栽培」のお話を伺ったことがありました。

その「メーメーファーム」の和田さんと、先日あるイベントで再会。

これは、いいチャンス!と、さらにイロイロ伺いました。

その土地、その気候にあった方法がある。本州の実践が書いてある本をそのままオホーツクにはあてはめられない」

(→脳内翻訳=マニュアルや、既成のやり方、画一的なテキストやシステムに頼れない。ひとりひとりの個性を反映できない。)

「自然栽培=放任栽培ではない。雑草の扱いなど、ていねいに作物の様子を見て判断する。」

(→脳内翻訳=子どもがそれぞれの力を伸ばして「育つ」ように場を整える。)」

「むずかしいのと、楽しいのとが混ざってます(笑)」→同感!

最初は、純粋に「自然栽培で自分でもお野菜を育てたいなあ」の気持ちからお話を伺っていたのですが、じっくりゆっくり振り返っているうちに、農業のお話が勝手に脳内変換して「英語教室」バージョンになってしまいました。和田さんごめんなさい(^^;)。

そしてありがとうございました!

メーメーファームで育った自然栽培のじゃがいもと、トマト、大切にいただきまーす。






9/15/2016

2016年9月 ★B.B.絵本くらぶ

8月はお休みで、今月から復活の「BB絵本くらぶ」。

今回は、親子一組の参加でした。2歳半ともうすぐ4歳の男の子。

「ふだんは、ケンカばかりなんですよ~」と、保護者の方は、ちょっとハラハラしていたようですが、1時間、たっぷりのんびり過ごせました。

2歳半くんは、B.B.カードは、「混ぜ混ぜ」してご満悦。
4歳くんは、とても慎重なタイプのようだったので、無理せず、一枚ずつ、「これ、何かな~?」と日本語でたっぷりおしゃべりしながらすすめました。

それでも9枚ビンゴや、神経衰弱などを枚数を制限した中で、彼のペースで楽しめたようで、「わかった!」「できた!」「あたった!」

と、段々と表情が明るく、嬉しそうに変化していきました。

「できる」
「わかる」
「だいじょうぶ!」

の気持ちが育つことが、その後、英語に限らずいろいろなことを好奇心を持って学んでいく原動力になるように感じました。

「もっとやりたい!」

との声が出た辺りで、今回はストップ(^^)

絵本タイムに切り替え.。

ネズミがいろいろな色を混ぜていく"Mouse Paint"を読みました。

その後、赤、青、黄の色水を使って「紙染め遊び」。

半紙を好きなように追ってから、かどを色水に浸してみると、、いろいろな模様があらわれて、大喜び!次から次へと実験感覚でした。

2歳半くんも、夢中で色水に紙を入れて楽しみました。

作品は、お持ち帰りとしましたので、写真は、私が事前に作った「おためし」もの。染まった紙で折り紙遊びもできます。

おふたりとも「大満足」だったようで、「あそこで遊ぶと、なんだか、楽しいぞ!」の気持ちがインプットされたかな(えへへ)。


次回は、10月8日(土)午前10時~

テーマは、、、

「ハロウイン」(やっぱり^^)

限定3組くらいで考えております。





8/12/2016

B.B. One Day 2016 Summer @ ひがしもこと

残暑お見舞い申し上げます。

8月にはいってから、暑さが続いているオホーツクです。
リトルハウス英数クラブには、「夏休み特別レッスン」や「B.B.くらぶ」などで、暑さの中、たくさんの生徒さんが集まりました。

今日は、今年の3月まで出張レッスンをしていた東藻琴へ、「出張B.B. One Day」。

この春にレッスンを卒業した高1ちゃんも応援に来てくれました。久しぶりに会った彼女は少しおねえさんになってましたね~。

本日の参加者は、B.B.のことを全く知らない初心者さんを中心に10名。年長さんから小6まで。
私も、どんな子どもたちと遊ぶのか、ほとんどわからないままのB.B. One Dayは初めてで、どんな感じになるのかな~。と、ワクワクドキドキでした。

ちょっとしたアイスブレークゲームのあと、チームに分けて、「B.B.あてっこゲーム」。初めてB.B.カードのセンテンスを耳にする子どもたちがどんな反応をするのか、楽しみでした。読み手は、高1のOGちゃんにお願いして、あたったり、あたらなかったり、イロイロでしたが、まずはB.B.カードとなじめたかな~?

その後は、Black Out、Bingo大会と続けましたが、読み上げられるセンテンスとカードがどの子もすぐに一致できて、さすが! 途中から、Phonicsサインだけのヒントビンゴにかえても、大丈夫でした!

時々、水分補給の休憩タイムを入れながら、こんなポイントシートに、獲得したポイント分のシールをぺたぺた。



中盤は、「ジャイアント早取りマッチング」。通常サイズのカードでやる時には、テーブルの上ですが、今回は、たたみの上に、大きくコピーしたカードを広げて。大笑いでしたね!

その後、波乱万丈、最後は、またビンゴ。

アイスを食べながら、私の読む英語の絵本を楽しんで終了の、あっという間の2時間でしたが、ほぼ、ずーっと、B.B.センテンスを言いまくった今日、皆さんの頭の中には、あの絵やこの絵、そしてあの音がぐるぐるしていることでしょう。

OGの高1ちゃんも、一緒に楽しんでくれている姿が、とても嬉しかったです。

今日は、まったくの初心者さん向けの単発イベントでしたし、年齢層も幅広かったので、B.B.カードの中から9枚を選んで徹底的に遊びました。こちらの写真でお見せしているのは、それぞれが「気に入ったカード」です。


またチャンスがあったらお会いしたい、とってもいいグループでした!



7/09/2016

2016年7月☆B.B.絵本くらぶ

ようやく北海道らしい夏空が広がってきました。

7月の「B.B.絵本くらぶ」は、4家族 オトナ4名、子ども7名(男子5名、女子2名)で、にぎやかに開催。3歳~小3までの集まりでした。

今回のテーマは「アルファベット」。

まず、アルファベットがいろいろなものに変身する絵本 Alphabaticsを読むことからスタート。

左ページの変身の様子を見て、右ページにいるものをあてっこのクイズ形式にしながら。
日本人にはなじみの薄いものも登場して「?」の顔もありました(^^)


絵本のあとは、B.Bカードの♥マークで遊びました。
年齢の低い子もいたのですが、16枚使ってこちらも「あてっこゲーム」的に。
通常レッスンを受けはじめている子は、すぐにカードがわかって、少し嬉しそう。

その後、Let's Make Friends!ゲーム。途中でちょっとぐずった子もいましたが、人数が多いと連鎖もたくさんで、オトナからも歓声があがったところで終了しました。

続いてのクラフトタイムはモールと毛糸を使っての「くねくねイニシャル」作りでしたが、、、、

「アルファベットより~、名前より~、♥が好き~!(by永野)」

だったり、モールを使って立体工作しちゃう男子君がいたり、、、、、

ま、手を使ってわくわく楽しむことが目的なので、それもアリでしょう。



はさみを使うのをためらっている子には、ちょっとしたヘルプをしてあげたら、ちゃんと使えて、とても嬉しそうな表情。

「ひとりで、できる!」(実際は、ヘルプがあったとしても)の感覚を育てるのが大事な幼児期ですね。

今回は、北見や網走からのご参加もありました。
とても嬉しいです。

8月はお休みで、次回は9月の予定です。




6/13/2016

Dream Catcher(B.B.絵本クラブ 2016年6月)

風の強い日が多い毎日ですね。


町内の小中高の運動会が一段落した11日は、2回目の「B.B.絵本くらぶ」を行いました。

前回に引き続き参加してくれた一家族と、初参加の親子さん2組。
変則的なのですが、初参加は「B.B.を試してみたい」という小3と小6の男子2名とその保護者の方でした。

初対面の5歳児(女子)、小3(男子)、小6(男子)が一緒に楽しめるのかなー??

はい!ダイジョウブでした(^^)v

今回のB.B.タイムは、ビンゴを2回、頭脳ビンゴを1回、波乱万丈を1回、仲良し1.2.3を2回など、たっぷりでした。初参加の男子くんふたりも、リピートも「もごもご」と知らないうちに口が動いている様子で、いい感じでした。おうちでも遊んでいる5歳児ちゃんは、はっきりとセンテンスが言えるようになっていて、楽しそう。

B.B.カードは30分くらい遊び、その後は絵本とクラフト。

絵本は、写真の2冊でした。

"Free Fall"は、絵だけの本ですが、みんな、真剣に「見入って」いた感じ。不思議な世界が広がりましたね~。ORTの”Dream”は、読み終わったあと、「あーで、こーで、こーなった。」と小3くんが内容をまとめてくれました。

英語だけのお話だったので、絵を見ながら判断した自分の考えが正しかったかどうか、確認したかったんだと思います。

絵だけ見て、「なんとなくわかったー」で、通り過ぎる子と、「自分の理解が正しかったかどうか」確認したくなる子、絵本ひとつとっても個性は様々です。それぞれの捉え方を認めることで、本が楽しめればいいですね。

クラフトは、小学生、しかも男子が参加ということで、「ラブリーすぎない」ものを選びました。
あけびのつるを使ったDream Catcher。

「悪い夢をつかまえてくれる」という魔よけです。アメリカの先住民族(Native American)が使っているそうで、アメリカではお土産にもなっています。

小6くんは、ほぼ自力で、5歳児ちゃんと小3くんは、おかあさんに手伝ってもらいながら完成しました。


その後、初参加の親子さんからは、「楽しめました。」のメールが届きました。「怖い夢をよく見るので、魔除けは嬉しかったみたいです。」とのこと。

幼児とその保護者向けに設けた新クラスですが、あれれ、小学生でもダイジョウブ(^^)v
ということは、、、オトナでもダイジョウブ(?)?

参加者の顔ぶれを見て、プログラム内容を考えます。

次回は、、、






日時:7月9日(土) 10:00~11:00

場所:リトルハウス英数クラブ教室(女満別 夕陽台)

定員:先着6組  *小学生以上は、お子様だけでの参加もOK

参加費:¥1000(一家族)*リトルハウス英数クラブの生徒さん、兄弟姉妹は無料








5/14/2016

5月のB.B.絵本くらぶ


桜も満開。
風は爽やか。

いい日和になってきましたね。

今日の午前中は、今年度新設の「B.B.絵本くらぶ」の第一回目の集まりをしました。

3組の親子さんが集合。5歳から小2までお子様は4名。(保護者の方は3名)

「女子会」でした(はーと)。

B.B.カードは、ダイヤのNo.1~8を使って、ビンゴと「仲良し1.2.3」で遊びました。
学齢が低く、ほとんどB.B.カードで遊んだ経験がないお子様がいたので、ゲームはこれだけにして、次は絵本とクラフト。

今回のテーマは「おさかなさん」。

写真の3冊の絵本を使いました。


Hooray for Fishは歌を聴き、あとの2冊は一緒に読みました。

そのあとのクラフトタイムでは、"Fish Eyes"をお手本にして、お魚コラージュを作成。
おかあさんに手伝ってもらいながら、、、、

こんなのや、



こんなのを作りました。



最後、希望者には、英語でお名前を書いてもらいましたが、こちらの5歳児ちゃんは、今、「ひらがな学習中」のようで、「私はひらがながいい」とのリクエスト。↓


そうです。子どもって、「今、自分に必要なこと」をちゃーんとわかっています。

この子にとっては、「英語」より「ひらがな」が大事なんです。そういう気持ちに寄り添いながら、「でも、英語も楽しいよねー」の感覚が育てていくことが、日本で育つ幼児と英語の関係を考えるときに、大切なことではないでしょうか?

クラフト作りの間、最近、レッスンを開始した小2ちゃんが、つんつんと、私の肩をたたきます。何かな?と思ったら、とっても小さい声で、、、

「あのね。あのカードのね、覚えたのがあるの、、、、Peter Piper peeled a pink peach!」

と、誰にも聴こえないように教えてくれました(うるうる)。

「まだ、体験レッスンも含めて2回だけなのに、すごいねー!(←ほんとに!)」
と、伝えたら、恥ずかしそうに、こっくりでした。

B.B.カードのレッスンは、カードの文章を「覚えること」が実は目的ではありません。その先に広がるいろいろな世界を「楽しみ」英語の世界を「広げる」ために、繰り返しカードのセンテンスに触れます。それは、まずは、「言えちゃった!覚えちゃった!楽しいかも!もっとやれるかも!やりたいかも!」の気持ちを育てていくことが、日本で暮らす子どもにとって必要なことだと考えるからです。


「B.B.絵本くらぶ」は、B.B.レッスンをスタートする前の「ゆるやかな助走」のような「お楽しみタイム」です。よろしかったら遊びにいらしてくださいね♪


次回の「B.B.絵本くらぶ」は、、、、、

日時:6月11日(土)10:00~11:00
場所:リトルハウス英数クラブ教室
定員:6家族(先着順) *小学生以上は、お子様のみでの参加もOK
参加費:一家族¥1000

内容は、お申込みいただいたご家族やお子様の学齢や性別などから決定します。お楽しみに!

5/02/2016

大学受験生でも絵本。

こんにちは。

リトルハウス英数クラブです。

GWも小休止の方もいらっしゃるでしょうか? 

リトルハウス英数クラブは、今週は5日(木)までお休みですが、昨日は、大学受験生のレッスンがありました。

部活などのスケジュールの都合で、日曜日に理数科目と英語を一度にこなしています。

理数科目は、学校や自分でウイークデイにやってみて分からなかった部分、曖昧だった部分を個別にサポート。

英語については、B.B.カード育ちの彼女は、長文読解やリスニングが得意。受験生になって見えてきた課題が、、、

「大意はわかるが、和訳にするのが難しい」

ということなので、長文問題集から一問くらいをていねいにすすめています。対話形式で、わからない単語などが出てきたら、その単語を使った別の文を作ってみたり、別の英語で言い換えたりして、「記憶のフック」にひっかかるように。時にはインターネットで画像検索したりしながら。


彼女の場合、「わからない単語」は、「どこかで見たことがある単語」がほとんどなので、そんな形で「拾い上げて」いくやり方にしました。

文法用語を使った説明は、ほとんどしません。音読しながら意味の区切れを確認することで十分。

受験用の長文問題って、中身が結構面白いので、そのテーマについて英語で話してみたり、受験生だけど楽しいレッスン(^^)v

理数科目についても言えますが、一方通行の「講義」ではなく、あれこれ「対話」することが大切。それにより、知識が増えたり、意味を深く感じられると思います。

昨日残った時間は、絵本の聴き読み、シャドウイングなどで過ごしました。"Petunia"をくすくす笑いながら読んでいましたよ~。

宿題(?)は、ネイティブの子ども向けのこんな本。一週間に1~2冊読んでます♪



部活で多忙な間は、こんな感じのレッスンかな~。それでも、(いや、それだから?)模試の成績も結構いいんですよ~。

さて、今月は、こんな特別レッスンも予定中。







BB絵本くらぶ

5/14(土)10:00~11:00 

●幼児~低学年と保護者の方
●一家族¥1000
●限定6組(先着順)※残席2組

絵本とB.B.カードでゆっくり楽しむひととき。
クラフトタイムもあります!







4/23/2016

親が夢中になると、子どもも・・・・?

***************

こんにちは。

リトルハウス英数クラブです!

今日の午前中は、月に一度のオトナの方の「多読カフェ」の日。

今回の参加者は、北見市、網走市、美幌町、大空町から6名。(お連れのお子様5名!)

とてもにぎやかに楽しいひとときを過ごせました。

小さいお子様(小2から1歳半くらいまで)は、隣のお部屋でパズルやレゴ、お絵かきで、好き勝手にお遊び。

オトナは、英語本談義でワイワイ。

このバランスがいいのです。


「おとうさんや、おかあさんなど家族が、英語に興味を持ち」

「家の中に英語の本があり」

「CD朗読をなんとなく耳にしている」

こんな環境にあれば、子どもたちは、自然な形で「英語に親しむ」ことができます。

「いつも英語が身の回りにある」

そういうご家庭のお子さんは、のびやかに英語を学んでいきますよ。


今回の参加者の皆さんも、「ご自分で楽しむ本」と一緒に「子どもさんとも楽しめる本」をお持ち帰りになりました♪

そういえば、、、今日、4月23日は「子ども読書の日」だそうですね。おうちで、日本語の本も英語の本もたくさん読んでほしいな~。

来月は、28日(土)か、29日(日)に予定中です。

どなたでも参加できます。お問い合わせ、お待ちしております。








4/20/2016

オトナの方も、離れていても。

こんにちは。

リトルハウス英数クラブです!

今朝、窓の外を見たら、冬に逆戻りの雪景色でびっくりしましたが、あっという間にとけましたね。

さすが、4月の太陽の光は強いですね。


「やっと雪も融けて、動きたくてウズウズしています。」のお手紙とともに、英語絵本をお貸ししているAさんから、レターパックで本が返却されました。 

Aさんは英語多読をスタートしてまだ数ヶ月です。

付箋にそれぞれの本の感想も。

写真のような絵本から、少しずつ、少しずつはじめて、いつの間にか英語の本が読めるようになりますよ。

リトルハウス英数クラブでは、英語多読本、英語絵本も貸し出し中です。Aさんのような遠方の方には郵送の形で対応中です。

興味のある方は、ぜひお問い合わせくださいね。→「英語多読くらぶ

4/12/2016

帰るときはニコニコ

新学期がスタートしました。

リトルハウス英数クラブでも新入会のメンバーを迎えたり、時間割が変更になったり、フレッシュな日々が続いています。

体験レッスンで、玄関をくぐったときには、緊張した面持ちで、ビンゴをしながらの英語リピートも「えーっつできないっ!」とドキドキしていた子どもたちが、最後にはニコニコ。

慣れない環境で、緊張した時間を学校で過ごした後のレッスンで、最初は疲れた表情の新中1くんが、B.B.カードで声を出しているうちに、どんどん元気になり、最後には、やっぱりニコニコ。

そんな「ニコニコ」を大事に今年度もレッスンをしていきますね。

小学生新規クラスできました!

木曜日14:45~15:45 (60分レッスン)  

☆学校からの4時バスで帰宅できる時間設定です。


興味のある方、お問い合わせお待ちしてます!
その他のクラスについてもお気軽にお問い合わせください。

あわせて、こちらもどうぞ!





BB絵本くらぶ

5/14(土)10:00~11:00 

●幼児~低学年と保護者の方
●一家族¥1000
●限定6組(先着順)

絵本とB.B.カードでゆっくり楽しむひととき。
クラフトタイムもあります!





4/04/2016

春のB.B. One Day


北国への春の訪れは、今年は早いようです。

そこかしこにふきのとうの芽が顔を出しはじめましたね。

そろそろからだを思いっきり動かしたくなるシーズンがやってきます。

ということで、春休み真っ只中の4月3日(日)は、恒例(?)春のB.B. One Dayをおこないました。

4歳から新小6生まで、8名が集結。

いつものビンゴや、頭脳ビンゴからスタートして、Big B.B.を使った神経衰弱ゲーム、それから風船を飛ばしながら、そこにはってあるカードのセンテンスを当てるゲーム、B.B.カードをバラバラにパズルにしたB.B.パズル、「B.B.ジェット機ゲーム」など、ふだんとはちょっと違う遊び方で楽しみました。


もちろん、センテンスはリピートしながら(^^)v

チーム対抗で、年下の子、年上の子、B.B. One Dayの常連の子、初めての参加の子、いろいろな顔ぶれでしたが、協力したり、ふざけたり、とてもリラックスして楽しいひとときでした。

リトルハウス英数クラブでは、B.B. One Dayのようなイベントレッスンを年に数回開催しています。

日頃のレッスンで慣れ親しんだB.B.カードを使って「からだを動かしあそぼう!B.B.キャラとなかよくなろう!B.B.メイト(レッスン仲間)の輪を広げよう!」がコンセプト。どなたでも参加できます。

リトルハウスの新年度も明日からスタート♪

また、わくわくする一年になりますように!















3/03/2016

祈合格!

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道立高校の入試は本日3日から明日にかけてです。

リトルハウスの生徒さんも、今頃、ドキドキしながらテスト用紙に向かっていることでしょう。

今年の中3生の皆さんの半数は、小学生のころからBBカードレッスンをスタートして、そのまま継続して通ってくれています。

中学生になりたてのころは、なれない生活や、あれこれで「勉強どころじゃない!」状態の生徒さんも多くいましたが、いつの間にか、「憑き物が落ちた」ように、気持ちも安定して穏やかに「おとなの階段」を着実にあがっています。

「私たち、1年生のころは、全然勉強してなかったよね~(苦笑)」

と、振り返る余裕も生まれるほど。

そして、気持ちが安定してからは、学校のテスト勉強にも前向きに取り組み、成績もぐんぐん上昇していく様は、見ていて気持ちがいいほどでした。

英語に関しては、質問もどんどん飛び出し、その都度、BBカードのセンテンスをホワイトボードに書いたり、口にするだけで、「あ、そうか~!なるほど~!」と、説明がいらないことも多く、この「あ、そうか~!」は、一体なんだろう?とこちらが不思議に思えるほどです。

説明しにくい部分で「腑に落ちる」のでしょうか?

彼女たちの様子からも、ムリヤリ「勉強」させたり、こちらが、先走ってアレコレていねいに「教え込む」のではなく、それぞれのタイミングをじっくり待ちながら、適切な対応をしていくのが、私の仕事かな?ということを学んでいます。

こどもたちの力を「ひきだす」ってそういうことかな?と。

写真は、ひとりひとりに配った「お守り」の「オクトパス(置くと、パス)」

今年は「編みぐるみ」にしたところ、「かわいい~!」と大好評でした(^^)v



入試が終わったら、みんなで「おつかれ様会」をします。

がんばってね~♪



3/02/2016

卒業おめでとうございます



年に数回の猛吹雪となった昨日は、管内の高校で卒業式が予定されていました。さすがに延期となった学校も多かったようです。

リトルハウス英数クラブでもこの春、高校を卒業し、大学に進学する生徒さんがいます。彼女は「第一期生」でもあり、小1の冬から今まで、彼女の成長とこの教室の成長がシンクロしていて、私としても感慨深いです。

もうひとり、中学卒業後、全寮制の高校に進み、この春から東京で新生活をスタートする彼女の同期生と私の3名で、先日「卒業ランチ」を一緒に食べました。

レッスンについてあれこれ話す中で、B.B.カードについてはもちろん、レッスン内で何回も読んだ絵本の話題が出ました。

「何度も読んで、overとかunderとか、そのときは、何も考えずに、一緒に言ったりしていたけど、ずっと後になって、学校での英語の授業のときなどに、その言葉がでてくると、あの絵が一緒に浮かんだ」

とのことで、「へ~、そうなんだ~!」と私。

「覚えてくれるかな?覚えなくてもいいから、まあ、一緒に何度も読もう」という感じで楽しんだ絵本です。

「暗唱しましょう!」とか「覚えましょう!」をしなくても、(あるいは、もしかしたらしないほうが)「こころ」に残るみたいですね。


ふたりの口からは、「B.B.カードの『おまじない』が、後で役立った!」とのコメントもありましたが、それって、実は「おまじない」自体が「役立った」というより、「あ、これ、知ってる!」「英語わかる!」
の安心感と自信を感じられたということだったかもしれません。

ふたりが身につけた「英語の語感」こそが、今後の支えになると思います。

(「おまじない」って何?の方、ぜひ体験レッスンを受けてくださいね^^;)

ふたりは、それぞれ別の道を歩みますが、「大学では、もっと英語を勉強してはやく留学したい」
「東京の専門学校を卒業する2年後には、アメリカに渡るんだ!」と、意識はすでに「日本の外」に向いています。

もしかして、リトルハウスでのレッスンが、そんな外向きの気持ちを育てるお役に少しはたてたかなあと感じる嬉しいひとときでした。

大学進学によりレッスンも「卒業」するMさんからは、こんな感想コメントもいただきました。

        学校の勉強や単語の暗記は、便利です。知識はあればあるだけ使えるので「良い
        ものだ」と私は思っています。ただ、「英語ってそれだけ?勉強ちょっとつまんない!」
        と思い始めたときに、リトルハウスでの英語がとても楽しく感じました。それまでは(学
        校の英語がスタートするまでは)気づいていなかったのですが、ここでの楽しい雰囲
        気やじっくり英語の本を読むという経験が、問題集やワークばかりの学校の勉強より
        自分にとってプラスになっていました。レッスン中に「あ!今、ホンモノの英語っぽ 
        い!」とか思ってました。本当に楽しかったです。

Mさんや他のみんなと過ごせた時間は、私にとっても宝物です。

卒業おめでとうございます。 Keep in touch!







2/12/2016

B.B.カードの持つ力(その1)

先日、地元の新聞に入れた折込みチラシから、新設クラスの「B.B.絵本クラブ」に、早速お問い合わせがありました!嬉しいです♪ 

幼児から低学年、その保護者の方が主な対象。月に1回から3回の、「ゆっくりクラス」です。土曜日開講予定。

「英語に触れてほしいけど、小さいころにがんばらせすぎて、嫌いになっちゃったら困るなー」などと、お感じの方、お気軽にお問い合わせくださいね(^^)v (あ、通常クラスも絶賛募集中でーす!)

さて、そんなリトルハウス英数クラブの英語レッスンのメイン教材は

「B.B.カード」。

「教材」なのですが、これを使って「英語を教えている」というのとは、ちょっと違う感じです。

どんな風に「使うのか」そのねらいや、役目を説明するのは、なかなか難しいのですが、こちらのブログで、とてもわかりやすく説明されていました。

よろしかったら、お読みください~。

何度も、何度も口にして言い慣れたり、耳慣れたりしたセンテンスを「核」にして、別の言い方へと広げていく「力」を養うのがB.B.メソッド。

テキストで「習う」単語は、忘れちゃうかもしれません。だけど、何度も、何度も耳にした英語のリズムや音が作る「語感」は、確実に子供の中に残ります。

幼い頃に何度も耳にした歌を今でも歌えるあの感覚と似ています。

昨日の小4クラスでは、主語を代名詞に置き換えて、私がいくつかセンテンスを言っていたら、、、、自分から

"He lives in the city."って、言い換えてくれた男の子がいました!

「主語」とか「代名詞」なーんて、まだ、一言も「教えていない」んですけどね。

そして、そのうち中学生になった頃、「あ、このことだったのか~!」と、納得する日まで、じっくり、じっくり熟成させていきましょう。


2/09/2016

2016年度新規入会絶賛募集中!

大空町で英語教室をスタートして満11年。

いろいろな子ども達との出会いがありました。

活発な子、
勉強大好きな子、
陽気な子、
注意深い子、
勉強ニガテな子、
観察力がある子、
人の話をよく聴く子、
周囲の動きに敏感な子、
天真爛漫な子、
のんびり屋さんに、
マイペースくん。

がんばりやさんに、お調子者。

どの子も、それぞれにいいところばかり。英語教室という場所ではありますが、「それぞれの成長」のプロセスが何よりも大事だと考えています。この姿勢で、子ども達が驚くほど英語の力をつけているのを目撃できて、何よりも幸せ。

あせらせず、待たせず、それぞれのペースに寄り添って見守り、こども時代を大事にするレッスンを心がけています。


小1で入会した「第一期生」が、中学、そして高校とレッスンを続けて、この春、高校卒業。大学進学も決定!の朗報も届いています。

お子さまの成長を長いスパンで見守る教室です。

2016年春からは、就学前のお子さまとおとなを対象とした新設クラスもスタートします。

新しい出会いを心から楽しみにしております♪

お問い合わせやご質問は、どうぞお気軽に!


2/02/2016

「英語知ってた!」

立春間近。

とはいえ、流氷も接近中のオホーツク。外気温は現在マイナス15.4℃(^^;)

それでも、春の気配は陽射しの強さに感じられますね。

気づかないうちに季節は、だんだんと移ろい、あっという間に春が来るのですが、こども達の成長も同じように感じます。

      前は言えなかったセンテンスが、いつの間にスラスラ言えるようになった!

      読めなかった単語が読めるようになってる!

      お!文法の仕組みに気づいたみたい!

      字が!字が!ようやく「読める字」を書けるようになったんだね~!!

      ゲームで負けても泣かなくなった(笑)!!



毎回のように、生徒さんの成長にびっくりしたり、喜んだりの日々です。

そんな中、先月末には、札幌で、「B.B.カフェ」という名の集まりに参加してきました。全国からB.B.カードをお使いの皆さんが集まり、「日本のこどもにとって必要な英語ってなんだろう?」「私たちにできることって、何だろう?」と一緒に考えたのです。

どうやら、それは、「たくさんの語彙」や「たくさん勉強させること」ではなさそうです。

ある先生が仰っていたこと。

B.B.カードで育った子が大学生になったとき、「オレ、英語知ってたから!」とぽろっといったそうです。

「英語を勉強した。」
「英語を覚えた。」

ではなく


「英語を知っていた」

この感覚が育つなんて、すてきですね。


リトルハウスのレッスンでは、マニュアルやテキストどおりの内容を「こなす」ことはなく、それぞれの「成長」の様子を見ながら対応しています。「テスト」や「受験」にしばられない小学生のうちに、ゆっくりたっぷり自分のペースで英語の世界を広げてほしいなあと考えるからです。

過去10年間の生徒さんの成長を見ていると、小学生時代に「のびのび」、B.B,カードで「遊んだ」経験のある子どもたちは、「自分が(テストや受験のための)勉強をしなければならない」と気づいた「瞬間」に、すぐに「勉強」をはじめます。

その「変身」の様子にはびっくりさせられるほどです。

ただ、その「瞬間」がいつ来るのか?は、その子次第。

ですから、「これ、今、やっとくと後でラクだよー!」と、ムリヤリ「詰め込んで」も、「消化」してくれません。逆に「英語嫌い」になったり「覚えたけど、すぐに忘れた」状態になります。

おとなにできることは、「良質な英語」をゆっくり、たっぷり、「味合わせる」ことのようです。

食べ物と似てるかな(^^;)?


「英語=お勉強」
「英語=テスト」
「英語=宿題」


のイメージがつく前に、たくさんの絵本や「遊び」の中で「英語を学ぶ土台」を作るのがリトルハウス英数クラブの小学生レッスンです♪


学年末ということで、新学期からのレッスンへのお問い合わせもちらほらいただいております。ありがとうございます。新設クラスも予定中。詳細が決定しましたら、またご案内いたします。少々お待ちくださいね。




1/24/2016

「あ!そうか!」

西日本を中心に、大変な猛吹雪だそうですね。

吹雪お見舞い申し上げます。

大雪に慣れていない地方の方は、びっくりなさっていることでしょう。オホーツクも先週は2日間ほど、外に出たら息ができないほどの強風と雪でした。学校も休校。道路は各地封鎖。交通もストップでしたが、翌日からは、いろいろな機能があっという間に快復して、さすがの「雪国」です。

学校がお休みの数日間は、地元の中学では3年生の最後の「定期テスト」期間で、テストの日程が延びて、「ほっとしたり」「そわそわしたり」だったかもしれません。

今回、英語の範囲は「関係代名詞」。冬休みのレッスンやテスト前の補講レッスンでも、重点的に復習しました。

「関係代名詞」について、比較的英語を聞きなれたり読みなれたりしている子どもたちにとって、一番のとまどいは、、、

「日本語にしようとするとなんだか、しっくりこない」

ということのようです。「言いたいことの意味はわかるんだけど、きれいな日本語に変えようとすると、頭の中がゴチャゴチャになる」そうで、これは、ごもっとも。

英作文でも「へんな日本語からの英語への変換」が、なんだか「気持ち悪い」そうです。

(でもねー、私が習ったン十年前は、関係代名詞の部分は「~のところの」なんて、へんな日本語入れて訳してたんですよー。例えば、「私はジョンが昨年書いたところの歌を知っています。」とかね^^;それを思えば、とってもシンプルになってますよー。)

そんな彼らも、実は小学生のころから「関係代名詞」の入った文とは、なじみ深いんです。今回も、「目的格」の文で、行き詰った子に、この文を言って、ホワイトボードに書いたところ、、、、

「あ、そうか!わかった!」

でした。説明ゼロで、「わかった!」っていうのは、どうしてかなー?それから、その「わかった!」の中身も気になるところですが、「わかった!」というのだから、それでよさそう(笑)。

書いた文章は、

These are the stamps that Father got at the shop.でした(笑)。

似たようなケースで、

The gold made the old man happy.という第5文型の文章も、「あ、そうか!」率が高い文。

どちらも、B.B.カードで遊ぶと、「いやになるほど」言ったり耳にしたりする文章です。(「いやにならないように」工夫してレッスンしてますが。

こうした「コアになる文章」をしっかり「蓄えてから」文法学習にはいると、その子、その子のタイミングがあった時点で、「なんだか、わかる」感覚で、理解していく様子、この10年で、出会った子ども達が見せてくれています。


1/17/2016

それぞれの英語の形(冬休み特別レッスン)

昨日、今日と大学受験生はセンター試験がありましたね。オホーツクは寒さが厳しかったものの、両日とも好天でほっとしました。リトルハウス英数クラブからも受験者がいたのですが、まずは終わって何よりです。


センター受験生の皆様、ひとまずお疲れさまでした。

道内では、先週末や明日から新学期がスタートという学校も多いのですが、冬休み中のリトルハウスでは、高校受験生を中心に特別レッスンを行いました。

英語クラスは、毛色の違う2クラス。

ひとつ目のクラスでは、テストでの英語に苦手意識がある生徒さんに向けて、「リスニング」を中心にプログラムを作りました。

「英語は言葉」なので、基本は「音声」。そして、定期テストや学力テスト、受験でも必ず「リスニングテスト」があります。ところが、あんまりトレーニングをする機会がないようですね。

レッスンでは、ユーモアたっぷりのリスニング教材にクイズ形式で取り組んだあと、本文をリーディング。さらに音声だけを聞きながら一緒に言ってみたり、本文の内容を目で確認しながら一緒に読んだりして、たっぷり英語を音声もまるごと学びました。

問題集英語だけでは、つかみきれない「イメージ」も音声が一緒だとわきやすいですね。

このクラスは「高校受験対策と定期テスト対策も兼ねて、文法問題にも取り組みました。

ふたつ目のクラスは、小学生からリトルハウスのレッスンを受講し続けてくれている女子4人組。こちらでは、定期テスト対策・受験対策として、文法事項の復習もする一方、リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの全ての要素を組み入れたプログラムとしました。

「自分たちが言いたいこと」を一生懸命英語で伝えようとしている姿は、生き生きとしていました。とっても楽しかったです♪

高校受験生は今の時期、どうしても目先の「テスト」への対応がメインになりますが、「英語力」とは、「テストでいい点数をとること」だけではありません。その先にある大事なことを忘れずにいたいものです。

「問題集」ありき、ではなく、生徒さん、ひとりひとりがその時々に必要としていることに目を向けてプログラムを組み立てる作業は、難しくもありますが、やりがいがあります。

さて、新学期、どんな日々が待っていることでしょうか~。






1/11/2016

記憶力と理解力

小中高生の英語レッスンに加えて、大人の方には、主に「やさしい英語の本」を貸し出すことで英語力をアップするお手伝いをしています。

現在、北見で多読カフェを月に一回、そして自宅での「多読カフェ」をだいたい月に一回開催。それに加えて、遠方の皆さんには、本を輸送する形で貸し出しをしています。

昨日、返却されてきた荷物の中にあったメッセージです。

「記憶を増やすことは難しいですが理解力は向上していると思います。」

70代の男性です。絵本多読を続けて丸々4年になりますが、こんな実感を仰るほどになりました。

単語やフレーズを「覚える」ことを強いる「お勉強」だと続かないことでも、楽しみながら絵本を読み、附属のCDを聴くことで、確実に力になっていることをお感じのようで、とても嬉しいです。

写真は、今回返却分の本たち。さて、次回は何をお届けしましょうか~。わくわくする瞬間です。


1/04/2016

ハッピー指数?

穏やかな新年を迎えているオホーツクです。

年末年始、いつもよりもテレビを見る機会がありました。その中から、「お!」と感じたセリフや言葉をメモしておきます。(記憶からの書き起こしなので、正確ではありません。ご了承ください。)

★「落語はまずは、メロディとリズムだ!本から覚えるな!」(TBSドラマ「赤めだか」)

ビートたけし扮する立川談志が、修行中の談春(二宮和也)にむかって放つセリフ。口伝で継承されてきた落語ならでは、、、の一言ですが、名人と呼ばれる人の落語は、たしかに良質な音楽のような耳障りのよさがあります。

つまり、、日本語も英語も「音」、それも「単音」ではなく、流れるように、メロディのようにつらつらとつながる「文章」というかたまりが、からだに染み渡ったところで、はじめて個々の「単語」や「意味」がのっかってくるってことですね。

B.B.カードで英語のリズムや流れをしっかり吸収しているこどもたちは、その後の英語学習が、あるときから飛躍的にらくちんになるみたい。そんな例をたくさん目撃してきました。

B.B.カードを使っててよかったな~。

なーんてことを、二宮くんのうるうる顔を見ながらぼーっと考えていた年末。

★「(秋の駅伝大会で惨敗したとき)できなかったところばかりさがしてたことに、気づいて、これはダメだと。『去年のチームはこうだったのに』とか、ネガティブになっていた。それがいけなかった。そこに思い至り、『こんなことができるようになった』『このチームはここが凄い!』と見方を変えることができた。それが、今回に結びついた」
(箱根駅伝実況アナウンサーが、青山学院の監督の言葉として紹介)

この監督、昨年は「わくわく大作戦」とか今年は「ハッピー指数」とか、キャッチーな言葉を使うのが上手な方ですが、いまどきの学生を「その気」にさせる名伯楽のようですね。そして、上の言葉にも「その気にさせる」ヒントが。

子供たちの様子をみていると、学年ごとに「カラー」があって、前の学年では、問題なくクリアできた課題が、次の学年だと、なんとなくもたもたしてしまう、、などというケースがよくあります。また、兄弟姉妹の間でも「お兄ちゃん(あるいは、弟くんは)すぐにできたのに、、」なんてこともあるかもしれませんね。

でも、それは、今目の前で「困っている子」とはあまり関係のない評価。「できないこと」にどうしても目がいきがちですが、「できるようになったこと」をクローズアップすると、その場の空気がすっと変わります。

B.B.カードでのレッスンですと、たとえば小学校低学年からスタートして、そのまま中学生になってもカードを使い続けます。そうしたら、「あれー、こんなことができるようになった!」の連続。それぞれの成長を見守ることができるんです。(ちなみに青学がここまでくるのに10年。何事かを成すにはそれなりの時間がかかるというのも感じました。

B.B.カードを使っていてよかったな~。ハッピー指数300%。

なーんてことを、ぼんやり思った年始。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。