4/17/2014

3月 北見多読カフェ


上の写真は、最近届いたFancy Nancyシリーズ。ファンシーな絵柄でかわいい本なのですが。。。


どこにあるかわかりますか~?新着のほかの本と比べるとサイズがわかりますね?

こんなに「かわいい(サイズ)」だとは、届くまで、気づきませんでした~(汗汗)


中学生にさえ「ちっちゃ!」って言われたから、さらに「お年頃」の多読カフェの皆さんには、敬遠されそう。。。とほほ。。。内容は面白いので、「通常サイズ」を再注文しました!

ということで、、、、

遅ればせながら、3月の「北見・多読カフェ」の報告です。

今回は、タイからの交換留学生がホームステイにやってきたばかりのAさんのご自宅での開催でした。Aさんも含めて3名のメンバーで。

カフェでのブックトークでは、以前も話題にのぼったGaspard and Lisa at the Museum 「リサガス」で知られる白黒のウサギの物語。もともとはフランス語の絵本。このシリーズ、かわいいのですが、このAt the Museumに限っては、吉田戦車ばりのシュールな展開が、もう私自身、気になってしょうがありません。。。フツーに小学生の間で勉強している白黒のウサギペア。本筋のリサガスが惹き起こす騒動よりも、フツーに彼らを受け入れている周囲にドキドキしました。


Gaspard and Lisa at the Museum (Gaspard and Lisa Books)
Anne Gutman Georg Hallensleben

Knopf Books for Young Readers  2001-09-11
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そして、もう一冊の「問題作(?)」は、A Bargain for Frances 「おやすみなさいフランシス」のシリーズから。「おやすみなさいフランシス」は、ほっこりあったかい親子のストーリーなのだけど、このA Bargain for Francesのテーマは、「やられたら、やり返せ!」の精神。まるで去年はやったテレビドラマのよう。ちょっと癖のある友達に愛用のおままごとセットを「だましとられた」フランシス、、さあ、どうする?の展開で、私自身、「ほこほこ」系のつもりで読んでいて、その意外な展開にびっくりした一冊です。ただ、たしかにあるよねー、子供の世界でも、こういうやりとり、、そして、そのリアルでシビアな現実世界を投影されて、演じているのが、、、、もふもふの「アナグマちゃん」たちってところが、ある意味救いなのかも、、、。「『絵本』って甘すぎてねー」の皆さんも、コレ読んだら「絵本の世界」を見直すと思います。


A Bargain for Frances (I Can Read Book 2)
Russell Hoban Lillian Hoban

HarperCollins  2003-02-18
売り上げランキング : 61047




ブックトーク最後の一冊は、Star Girl。こちらは、ほとんどペーパーバックに近い長さですが、日本語でお読みになったことがあるそうで紹介者のBさん、「筋を知っていると読みやすいですね。でも、こちらの原作の方が、なんだかよかったです」とのことです。主人公の心情とかが、結構ぐさりと「直球」で響いてくるのが原作ですね。内容は、ホームスクーリング(公的教育を受けずに自宅で保護者が教育する方法)で育ったピュアな主人公が、高校からいわゆる「世間」にデビューして、「同調圧力」に翻弄されるというもの。

「私のこと、本名じゃなくって、Star Girlって呼んでね♪」の出だしから、最近の言葉で言うと「イタイ子」。最初はものめずらしさで、それこそ学校内の「スター」になったのだけど、、、「イタイ子」は、排除するのが「集団」の作用。。。「個性」ってなんだろう?とかアメリカ社会の「同調圧力」のきつさについてもいろいろ考えさせられる物語です。

本の紹介は、Bさんが英語でしてくれました。

Stargirl
Jerry Spinelli

Ember  2002-05-14
売り上げランキング : 19720



さて、多読カフェのあとは、「英会話レッスン」。今回は、Aさんの新小5のおじょうさんと、留学生のCちゃんも特別参加。。。。なので、BBカードでたくさん遊びました。新小5ちゃんは、前に少しBBで遊んだことがあり、最初は「?」でしたが、センテンスも段々思い出してきて、ほんとうにたのもしい。最後は、代名詞わけをしてからの「坊主めくり」でしたが、代名詞ごとに絵カードをわけるゲームでも、すぐに法則をわかってくれて、やりやすーい!レッスンに参加してほしいくらいの逸材でした(^^)V

留学生ちゃんには、「日本人は、みーんなこうやって英語を覚えるんだよー」とうっかり「盛って」しまいましたが、真面目にうなづく彼女の姿をみて、ちゃんと”Just kidding!”と訂正もしておきました。

レッスン後、「どうして日本語を勉強しにきたのか?」というお決まりの質問をしたら、、、、

「日本語がカワイイから!」の予想外のおこたえ。

特に

サカナ
アタマ
モシモシ
タベマス

などの言葉の「音」に「萌える」とのこと。あまりに意外な理由に、

サカナのアタマを食べマース! 

など、連呼した私にも、にっこりつきあってくれましたが、、、

もう、「あのニホンジンのおばちゃん、ムリ~」とか思わないでくれるといいな、と、国際交流の大切さを思い出し、後になって大ハンセイしました(汗)

4/01/2014

春休み特別レッスン

春休みです。

中高生を中心に特別レッスン4日間の初日。

今回は、「お勉強」というより「たくさん英語を読もう。聴こう。」ということで、多聴・多読をメインに。

なぜかというと、、、、

「問題集」とにらめっこをしているだけでは、実際にちまたにあふれる英語の文章は、なかなかわかるようにならないからです。ましてや、自分で使えるようになるためには、生き生きとした設定で語られている物語を読んだり、そして何よりも「音」で英語をわかるようになるのが大切。

普段、皆さんが使っている日本語だって、「問題集」を通じて身につけたのではありませんよね?

BBカードでのびのび英語を身につける「土台」作りをしたあとは、こんな風に英語と「遊び」ます。

新中2のふたりは、PCを使い、ネットで読めるOxford Owlというサイトの絵本を一緒に、聴き読み。最初、やり方を教えてあげたら、その後は、自分たちで好きなのを選びながら。「聴き読み」とは、朗読にあわせて本を一緒に読んでいくこと。このサイトでは、250冊以上のネイティブの子供向けの絵本が、音声と一緒に楽しめます。彼女たちには、Project Xの絵の「ありえない」感じが、ツボだったみたい。次から次へと絵本を読んでいました。「テストの英語は嫌い」の子も、「楽しい!」でしたよ~。英語は、テストだけじゃないからね~。テストもがんばってほしいけど、まずは、英語を好きになることが大事。スプリッターを使ったので、同じコンテンツをヘッドホンを使って仲良く眺められたので、楽しさ倍増。ふたりが使ったスプリッター、とっても便利です。これは、ひとつのCDプレーヤーやPCを使って複数名が同じ音楽や映像を楽しめる道具です。


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新高2のAちゃんには、キンドルを渡して、英語漫画を。さらさらと、時間内にあっという間に終了。合間の「英語を身につけるには?」の日本語コラムもよかったとの感想。「キンドル、読みやすい~」と、こちらも気に入った様子です。


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おとなりの部屋で足だけ見えている新高1くんは、Building Block Libraryに挑戦。こちらも聴き読みでした。新高1くんによると「書いたりすること(=問題集をとくこと)は、自分の家でできるから。ここでは、読んだり聴いたりしたい」とのことでした。そうだね。ここには、多読用の英語の絵本2000冊あるからね(えっへん!)。

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紅茶とお菓子で休憩もしながら、たっぷり英語漬けの時間を過ごしました。明日は、、、BBカードの「お姉さんカード」のグラマーカードでも遊ぶ時間も作ろうかな(^^)