10/27/2013

2013年10月 北見多読カフェ


秋深し、、、の季節になりました。日暮れも早く、カラマツも黄色に。そんな中、先週木曜日は北見での多読カフェ。ハロウイン絵本を中心に持参。主宰の方の事情で、しばらく別会場でのカフェでしたが、今回から「ホームグラウンド」に復帰(^^)!別会場でお世話になっていた「地域サロンキッチンぽっぽ」さんのお弁当がとてもおいしかったので、出前でまたいただきました。

さてさて、恒例のブックトーク、紹介ですが、、、

"Burglar Bill"(Allan Ahlberg 著 1992) 主人公は泥棒さんです。あるとき、それとは知らずに赤ちゃんを「泥棒」。さて、どうなる?のストーリー。意外に子煩悩でマメな泥棒さんで、ほっこりするHappy Endingなお話。結局「転職」するんだけど、その「転職先」は、英語だから味が出てると思います。


Burglar Bill (Picture Puffin)
Allan Ahlberg Janet Ahlberg

Puffin  1992-08-01
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"Mrs. Wishy-Washy on TV"(Joy Cowly著 2010)お洗濯大好きなMrs. Wishy washy、今回はてれびショッピングに出演して強力洗剤をアピール。まあ、それなりに楽しいお話なのですが、紹介者の方がこれを選んだ理由は、、なんと「日本のせんたくおばちゃん本」を紹介したかったから!その名も
「せんたくかあちゃん」。たしかに、たしかに、読めばわかるけど、こっちの「かあちゃん」の方が強力です!決め台詞「まかしときい!」Mr. Wishy-Washyの方の画像がはれないので、「日本版」の方をはっときます(^^)

せんたくかあちゃん (こどものとも傑作集)
さとう わきこ

福音館書店  1982-08-31
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"Mr.Putter and Tabby Fly the Plane"(Cynthia Rylant著 1997)こちらの多読カフェでは「鉄板人気」のシリーズ。(「私にとっての『温泉』です。」というメンバーもいました。今回は、「少年心満開」のMr.Putter。このシリーズに出てくるシニアのように、自分を抑えつつ、日々を淡々と楽しみ、小さいことには動じずに、若い人たちをそっと見守るそういうばあちゃんに、ワタシハナリタイ。

Mr. Putter & Tabby Fly the Plane
Cynthia Rylant Arthur Howard

HMH Books for Young Readers  1997-03-01
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"Owl At Home "(Arnold Robel著 1982)前回のカフェでもイチオシされていた本書が再度のエントリー。「ひとりでいても、スマホがなくても、おうちから外に出なくても、人生楽しめる」主人公、惹かれるものがありますね。
Owl at Home (An I Can Read Book 2)
Arnold Lobel

HarperCollins  1982-09-29
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”To Market, To Market"(Anne Miranda著 2001)今回、カフェに初参加で、数ヶ月前から多読を始めたばかりのAさんからのエントリー。絵と写真のコラージュを使った妙な迫力のある作品です。Aさん、「いったい、、、これは、なんなんだ!」と、内容の強烈さと絵のインパクトで、思わず何度もページをめくってしまったそう。めくるめく英語絵本の世界にようこそ(^^)!あ、当日言い忘れましたが、この本は、イギリスのナーサリーライムズ(わらべ歌?)が元なので、シュールさもそこからきているのでしょう。


To Market, To Market
Anne Miranda Janet Stevens

HMH Books for Young Readers  2001-09-01
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今回の最後は、"The Giver"(Louis Lowly著 2002)未来なのか過去なのか、どこの世界の話なのか判然としないが、結婚、子育て、職業選択まですべてが「管理」されたディストピアが舞台。現実とかぶる部分もあり、なかなか読み応えがある一冊です。「児童書、侮れない!」が紹介者Bさんの弁。

そしてこの一冊でBさんは、100万語達成!英語多読を知ってから丸4年。「やさしい本」のレベルがわからないまま初期に手にした”Sarah、Plain and Tall"をとても苦労してお読みになったそうなので、そこから考えると、かなり英語力もアップしたのでは?ブックトークも毎回英語でトライなさっています。ここまできたら、お好きな本、なんでも読めると思います~。

The Giver (Readers Circle (Laurel-Leaf))
Lois Lowry

Laurel Leaf  2002-09-10
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次回は11月28日(木)の予定です~。

10/03/2013

9月北見多読カフェ(2013年)


あわあわ。いつの間にか10月!ちょっとバタバタが続いています(汗)。

えーっと、一週間前には、北見で9月の多読カフェ。(最近、カフェの報告のみになってますねー。いろいろ書きたいことはあるんですが。)

チビちゃん一名、大人が7名の参加でした。今回は、皆さんに「私と多読」について事前に感想をまとめてもらい、プリントアウトしたものをお配りしました。

それぞれの感想がある中、やはり、今年にはいってから本格的に始めた「ブックトーク」が、皆さんにとっては、本選びの参考になったり、自分とは違う視点の感想が聞けていい感じの様子。

「仲間」の大切さですね。(毎回、感じることですが。)

さて、今回のおススメ本は、

Knuffle Bunny (Mo Williems)。

Knuffle Bunny
Mo Willems

Walker Books Ltd  2005-07-07
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こちらは、部分的に読み聞かせをして頂きました。子供が最初に発する「言葉」がテーマ。折も折り、今回参加の1歳2ヶ月くん。「おいしー!」の言葉が出て、成長を一緒に見守っている(一ヶ月に一度会うから)一同、感激。そしてもう一冊。「犬つながり」でのThe Buddy Filesの3冊目。「人間はイヌを世話していると思っているけど、イヌから見たら、彼らが人間を世話している」という視点が、「なるほど~」だったそう。確かにねー。

 リトルチャロ エピソード1。 これは、NHKラジオの「リトル・チャロ」をまとめたもの。別売りのCDが効果音も含めてとてもよくできています。

リトル・チャロ 1 完全版 (語学シリーズ NHKラジオストーリーブック)
わかぎ ゑふ 佐藤 良明 栩木 玲子

日本放送出版協会  2008-10-25
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そしてもう一冊。「犬つながり」でのThe Buddy Filesの3冊目。The Case of the missing family「人間はイヌを世話していると思っているけど、イヌから見たら、彼らが人間を世話している」という視点が、「なるほど~」だったそう。確かにねー。


The Case of the Missing Family (Buddy Files)
Dori Hillestad Butler

Albert Whitman & Co  2010-09
売り上げランキング : 43536


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そしてお次は絵本。Kitten's First Full Moon これも英語で読み聞かせにての紹介。「中秋の名月」にぴったりの一冊でした。


Kitten's First Full Moon (New York Times Best Illustrated Children's Books (Awards))
Kevin Henkes

Greenwillow Books  2004-03-02
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Alexandar, who used to be rich last Saturday.おばあちゃんからもらった1ドルが、どんどん減っていく様が描かれた絵本。紹介者のAさんは、実際にアメリカのコインを持参。ほんとに1ドルがストーリーどおりに減っていくのか?実地検証。うーむ。そこまで楽しめるとは!!

Alexander, Who Used to Be Rich Last Sunday
Judith Viorst Ray Cruz

Atheneum Books for Young Readers  1987-08-30
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1quarter =25セント、 1dime=10セント 1nickel=5セント 1 penny= 1セント など、ガイコク人には意味不明なアメリカコインの名称についても話題は広がり、「絵本を読みながら通貨についても学べる!」ということがよ~くわかりました。

で、アメリカ硬貨の歌を発見!

どうだろう、、これで覚えられるでしょうか(^^;)?

おススメ本、今回の最後は、Lunch Lady. 漫画仕立てのアクション物。主人公は、悪を倒すその名もランチレディ!得意技は、、、「フライ返しアタック!」という馬鹿馬鹿しさですが、絵がアメコミ調ではなく、日本人にもなじめる感じ。さらに、英文が大文字ではなく、大文字小文字交じりなので、さらに読みやすいです。絵のタッチが一時期の高野文子さん風だったりして、絶対日本の漫画の影響受けてると思います。

Lunch Lady and the Cyborg Substitute: Lunch Lady #1
Jarrett J. Krosoczka

Knopf Books for Young Readers  2009-07-28
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しかし、、、こうして皆さんの「おススメ」を紹介してみても、本の世界ってバラエティに富んでるなあ。。。次回はどんな「おススメ」が飛び出すでしょうか??

10月の北見・多読カフェは24日(木)、ハロウイン本特集の予定~。(そうだ、ハロウインだ。教室の飾りつけもしなければ、、、でもって、ハロウインレッスンのことも考えないとねー。汗汗)

大空町の教室でも貸し出しを行っています。お気軽にご相談くださいね。