2/26/2019

カラダの一部だよ♪


小3クラスは、元気いっぱい。
学校でローマ字を習ったタイミングで、英語を「書く」ことも始めました。

「書く」といっても、アルファベットを順番になぞるわけではありません。単語を「覚える」ために「書く」のではありません。

アルファベットの「音」と「文字」がなんとなーく一致することを目的にしています。これがリトルハウスで進めている英語の「土台」の一つです。今の段階で、一つ一つの単語を何度も何度も書いてやっと「覚えた」としても、またしばらくしたら「忘れてしまう」かもしれません。それよりも、本格的に「勉強」を始める前に、音と文字の関係がじわじわとなんとなく「わかる」という感覚を育てる方が、最終的には効率的なのです。

前置きが長くなりました。

先日のレッスンでは"in"を含む単語を紹介。何度も口にしながら書いて、「見ないで書けるかなー?」に挑戦。できた子から「はーい!はーい!」と手をあげるので、私はマルをつけて回ります。

まずは"in"を書いたところで、次の単語、「なーんて読むと思う?」

その単語は ”chin"でした。

「.......??」
「えー(・・;)?」
「ま、ま、まさか??」

とざわつく女子たち(笑)。

そーだよ、"chin"って読むんだよ!

「え〜 〜っ!!!」(爆笑)

でね、これって「カラダの一部」のことを指すんだよ。

「えーっっっ!!!!」

なんだと思う?

「えーっつ!!ま・さ・か・っ!!」


あのね、(と、顔の周りを手でくるくると指しました。)このあたりにあるよー。

「へー、、、(ちょっとホッとした雰囲気)」

その後は、「頭!」「目!」「鼻!」「口!」「まつげ!」「眉毛!」と色々出ました。

はいはい、head? eyes? nose? mouth?  eye lash? eye brow? ぶぶーっ!残念!

最終的に、「あご」だということがわかるまで、大騒ぎでしたが、「明日、学校でみんなに教えてあげる!」と大喜びでした。 

「カラダの名称」は、歌遊びもあり、たくさん学校の英語の時間でも「習って」いるかと思いましたが、そうでもないのかな?それとも、使ってないから忘れちゃったのかな?
言葉は、やっぱり「やりとり」をしながら覚えます。今日の"chin"は強烈な印象だったけど、そのうち忘れちゃうでしょう。でも、また出会えばいいのです。こうした積み重ねを大事にしています。

この日のレッスン後半は、リクエストで「B.B.お絵かきですよ!」北海道の子どもたちにとって夕方の情報番組の人気コーナーで見るピクショナリーゲームは、なじみ深いあそび。今回は、ひとりずつ、カードの一部をホワイトボードに描いてもらい、当てっこあそびをしました。あたったら、そのカードのセンテンスを全員で大きな声で唱えます。

そんな中、Aくんが、

「センセー!さっき書いたのと同じのが、ここにある!」

おお!"in"が、絵カードの下に書いてあるのを発見したんだね!すっごいー!

Aくんにつられるように、それぞれがカードをじっくり見始めると、、

「あ!ここにもあった!」
「あ!私も見つけた!」

と、またまた大騒ぎ。
で、時間終了とあいなりました。

また来週!次はどんな言葉と「出会う」かな?

(Aくんは、じーっと座って授業を受けるのが苦手なタイプ。自分で色々発見するのが好きなのかもしれませんね。)