2/14/2019

共通点はなーに?



写真の3枚のカードは、リトルハウス英数クラブの英語レッスンで使用しているB.B.カードの一部です。今回は、小学生レッスンの様子をちょっとご紹介しますね。

昨日の小4から小5生、5名の女子クラスで楽しんだのはMaster's Mind。レッスンに来る子どもたちの間では「共通点ゲーム」と呼ばれています(^^;)

推理ごっこの要素がたっぷりで、どのクラスでも人気の遊び。任意のマークのカードの中から、リーダー(Master)が、ある共通点に基づいて3枚のカードを選びます。その3枚のカードが何かを他のクラスメイトが「当てる」のがルール。カードをよく見ると、いろいろな共通点が見つかります。例えば、「動物つながり」とか「服の色が一緒」とか「立っている」などなど、、、その中で、リーダーがどれを基準にして3枚を選ぶのかを推理するのがワクワクのポイント。

1回目の予想をそれぞれが発表して、How did you pick the three cards?  What do they have in common? (「何が共通点?」)の問いかけに答えます。全員が発表してから、リーダーが「Aちゃんは2枚当たってる」「Bちゃんはゼーロー!」などのヒントをもらい、2回目の予想へ。こうなってくると「論理ゲーム」になるという次第です。頭のトレーニングになりますね♪

そして、そして、子どもたちはこうした「考える遊び」が大好きです!

一方、それぞれが選んだ共通点の基準や、カードの絵をもとに、いろいろな英語の表現を聞いたり言ったりします。B.B.カードのレッスンでは「インタラクション(言葉のやり取り)」と呼ばれている内容です。このインタラクションが語学学習の上で、とても大切。決められたフレーズをただ暗記するのではなく、自然な流れの中で、何度も英語を耳にすること、くり返すこと、それが彼女たちが将来始める本格的な英語学習への「布石」になるのです。

今回のリーダーが選んだ3枚は「みんな、何かの上に乗ってる」が共通点でした!と、答え合わせができたところで、、、

"Where is the bird? 鳥はどこにいる?  It's on the branch."

「へー、木の枝ってbranchって言うんだ!(Aちゃん)」

そーですー(^^)じゃあ、カードのセンテンスも言うよ。The early bird heard a word in the dark!

"Where is  the Woodchuck?"  

「えっと、book! (全員)」

そだねー。It  is on the book.

 「It is on the book. A Woodchuck looked for a good cook book for a long time.(全員) 」

"Where is Ms. Goat?"

「chair!  Ms. Goat is on the chair.  Ms. Goat toasted a bar of soap by mistake。(全員)」

もちろん、まだゴニョゴニョ、みんなでなんとなく口を動かしている感じでしたが、この遊びからはWhere ?の表現に展開できたということです。もし、リーダーが別の3枚を選んだとしたら、また違う表現と「出会う」ことができるのです。

インタラクションは「一期一会」的。決まったマニュアル指導書に沿って行う訳ではありません。その時の生徒さんの様子や場の雰囲気でどう展開するのか、できるのか、私自身も毎回ワクワクそしてハラハラドキドキ。まだまだ修行中です(^^;)


インタラクションのような形で英語の土台を養いながら、「考えるあそび」も組み合わせることで、子どもたちものびのび、生き生きレッスンを楽しんでいます。

そんな彼女たちが、昨日のレッスン前に、1時間半かけて作ったSnow Dorm(かまくら)。「センセー、壊さないでねー」 ですが、、、吹きだまりの素になるから、吹雪予報になったら、すまん、壊すよ(笑)