1/17/2015

冬休み特別レッスン報告(2015年1月)

今回は、英検受験の準備など、中高生中心のレッスンとなりました。部活や、行事の合間を縫っての参加、がんばりましたね~。

中学生の英検組は、年末に渡しておいたワークシートを確実にこなしていた人たちは、その後のレッスンも順調で、解説、説明の必要もなく、レッスン内は、ほぼ「模試」状態。毎回、リスニングと筆記の練習をくりかえしていくうちに、それぞれが得点をあげていく様子は、たのもしかったです。はじめてみる単語やフレーズもたくさんあるはずなのですが、フシギなくらいよくできています。語感が育っているからでしょうか?

通常、テスト対策といえば「単語暗記」が必須だったりするんですけど、そういう形で「暗記」した「単語」は、すぐに忘れてしまうのが常。ということで、リトルハウスでは、文章を一緒に読んで内容を「笑い飛ばす」方式で、記憶に残していく形で取り組んでいます(^^)。

何度も書いていますが、リトルハウスでの「英検」は、「その準備をする中で、英語を読み、聴き、何度も音読する」ことを目的としています。「合格」の結果が出てくれるよう願っていますが、そこにいたるまでの「準備」ができたかどうか、自分でやるべきことを、やりきれたかどうか、その点、自分に問いかけてみてね。「受けたい!」って言い出したのは自分だということ。



中1さんが読んだり聞いたりした教材 
英検クラス以外では、読むことに苦手意識があった中1さんと、まずはカンタンな単語をじっくり読むことからスタートするレッスンをしました。ちょっとしたコツを身につけた結果、家でもリーダーを練習したり、初見の絵本を音読できるまでになりました。最初は蚊のなくような声で本を音読していたのに、最終日にはかなり自信をもって読めるようになり、私もほんとうに嬉しかったです。「英語の読み」については、実は、個人差がかなり出る部分ですし、「読む」という作業は「言葉としての英語」のごく一部分のはずなのに、どうしても学校では重視されて、点数化されてしまいますね。もちろん、その部分も伸ばさなければいけないのですが、「読み書きが苦手」=「英語がダメ」ではないのだということを、レッスンでは伝えていければと思っています。
高2生が読んだ本の一部。

さて、英検受験のなかった高2さん。この冬休み中に読んだ英語の量、、、
      
          合計29,000

 参考までに。中学英語の教科書の総語数が約5,000語。高校英語の教科書は約20000語。の合計25000語。あれ?ほんの2週間で、それ以上読んじゃった~(^^)v この量は、裏切らないよー。たくさん読むということは、たくさんの単語に「出会う」という
 こと。たそれだけその単語が「英語として正しく」使われている「場面」に出会うということ
 英語の世界が広がるということです。受験に対応する力はもちろん、そこに留まらず、さらに先にいける「骨」を育てて、次のステップに臨んでほしいなあと願います。