はじめまして。 リトルハウス英数クラブです。 網走郡大空町で英語教室をはじめてから2025年の1月で満20年になりました。 アットホームな雰囲気を大切にし、こどもの目線、学ぶ方の立場にたったレッスンを心がけています。クラスは、小学生からおとなまで。英検対策、学校英語の補習もお受けしています。算数・数学クラスもあります。入会随時。無料体験レッスンあり。(体験レッスンの後、電話などでの後追い勧誘は一切しません。安心してご参加ください。)大空町はもちろん、北見市、網走市、美幌町からも生徒さんは通っています。詳細は各ページをごらんください。
1/22/2020
Crack the Code!(暗号解読ゲーム)
新学期が始まり1週間。
いつも元気な中1男子クラス。
レッスンを始めようとしたら、Aくんがプリントをぽんと机の上におきました。
「単語テスト!再テストWWW!!明日!!!」
そういえば、冬休み明けに「単語テスト」があるって言ってたねー、、、
80点以上じゃないと「再テスト」を放課後受けることになるそうです。
あれれ、このクラスの皆さん、全員「再テスト」ですかー💦💦💦
プリントを見ると、英単語の意味を書く問題が25個。日本語から英単語を書く問題が25個。合わせて50題で一問2点。よくあるタイプの単語テストですね。
メンバーそれぞれ、
「一個、アルファベットの順番を間違えた」
「bとdを書き間違えた」
「できてたと思ってたら、ダメだった」
「合格した人は十人しかいない(←故に、再テストは悲劇じゃないの意味)」
と、それぞれの言い分がある様子。とはいえ、合格もしたいらしい(←あたりまえ)
「うだうだ言わず、全部、がんばりなさーい!」
、、、と言いたいところですが、Aくんをはじめとしてこのクラスのメンバー数名は、英語を「読む」ことと「書く」ことに中学入学以来、ニガテ意識がちょっとあるので、ここはみんなで対策会議。
「まず、英単語の意味はパーフェクトにしよう。ここにある単語は読めるようになったもんね。すごい!そして、書くパートで、できているのは、こことここ。だから、あと、、、7個できれば合格ライン!」
漠然と「がんばりなさい」と投げ出されると「やらない」で終わってしまいそうでしたが、このみんなでの分析会議で具体的なイメージがわいたようで「家でがんばる!」の声が出ました。
「教えてもらう」のではなく「自分でやってみよう」が大事ですね。
さらに、プリントを眺めてたら、、あれー、、この単語たち、みんなもうよーく知ってるのがこんなにあるよ!
そう、小学生の頃から慣れ親しんできたB.B.カードに出てくる単語がざっくざく。
「なーんだ!」
「すげぇ、B.B.カード!」
「ナイス!B.B.カード!」
ハヅキルーペか。
レッスンは、この単語プリントから閃いたのか、「あのゲームやりたい!」の声が出て、Crack the code。札幌の魚住先生考案のゲームです。少しずつ浮き上がってくるB.B.センテンスに、ドキドキ。「あー、あれだ!わかった!」と大騒ぎしたり、ちょっと癖のある「読み方」の単語についてちょっと説明すると、「なるほどぉ〜」と、うなずいたり。帰り際には、なんだかみんな「がんばるぞ!の充実した表情でした。
英単語の読み方の「ヒミツ」の暗号を解いた気分でしょうか。
小学生時代にも、単語やセンテンスの読み方、書き方は、繰り返しレッスンで行っていました。苦労なく英単語を読めるタイプのお子さんもいれば、彼らのようにちょっと時間がかかるタイプもいます。「説明」が腑に落ちるのは、中学生になってからの方が多いように感じます。それぞれのタイミングを見極めて「待つ」のが大事ですね。