冬休みの特別レッスンも終わり、今日は中3メンバーが集まり定期テスト前の補習レッスンでした。通常レッスンは、明日から再開です!
写真は、新年あけてから訪れた地元の図書館で見つけた「図書館福袋」。キイワードを頼りに、中身がわからないまま借りていくシステムです。
私が選んだのは「発見の毎日」。
そして、帰宅後に、袋の中から「発見」したのはこちらの2冊。
装丁などから、多分自分からは絶対に手に取らないタイプの本なのですが、これがどちらも大層オモシロかった!久しぶりに「立ったまま読む」経験をしました(笑)。
「恐竜まみれ」(小林快次 著 新潮社 2019)は「恐竜化石」の発掘の第一人者による「発掘の様子」の初心者向けレポ。話題になっていた「むかわ竜」発見の顛末も紹介されています。何より、時間とお金がかかる「化石発掘」は、新発見か!のかけらが見つかった段階で「タイムオーバー」のことも多々ある模様。そんな時、、、何と!
「一年後に発掘を再開」
するそうな。この時間感覚に、おののくと同時に、そっか、地球の歴史45億年のスパンから考えたら、そんなものかも、と妙に納得。
「そらみみ植物園」(西畠清順 著 東京書籍 2013)は、見開きページに「一植物」が紹介されています。出てくる出てくる植物が、どれもサバイバルのためだったり、謎だったりの「なにこれ?」のトンデモない性質を持っているのがスゴイ!だって、鉤爪状の形態で、踏んでしまったサイやゾウが、「いたたた!」と大暴れするのを利用して殻を破ってタネを飛ばすとか、、、ドウシテソウナッタンダ?
どちらも、小さい本の中に、地球のスケールの大きさを感じさせる内容で、日常に起きる小さいことに心をざわざわさせるのがバカバカしく思えてきます。
ここ数年、日々に追われて、読書ペースが落ちていましたが、この2冊から、「今年はもっと本を読みたいな」というパワーをもらったところです。
「人に選んでもらう本」って新鮮な出会いがあるなー。
楽しいなー。
と、しみじみしたところで、あれ?もしかして、、、
私、「多読くらぶ」で、「人のために本を選んでいるのかも?」
と、改めて「発見」しました(笑)。
受け取る皆さんは、こんな気分で本を手に取ってくださっているんですね。
ということで、新年早々、お問い合わせもいただいております。
ありがとうございます(^^)
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2020年もどうぞよろしくお願いいたします。